どうも!masashiです。
生き餌の情報もかなり頭に入ってきたのでついに繁殖に挑戦してみる事にしました。
ゾウリムシと言えばメダカの針子の生存確率をかなり上げてくれる頼もしい餌になります。
上手くいくか心配ですがチャレンジしてみます。(並行してタマミジンコも繁殖してます)
時期は3月の後半です。
とりあえず1週間記録してみます。
では参ります!
ゾウリムシの増やし方
ゾウリムシを繁殖するのに必要な物はコチラ!
ゾウリムシの繁殖に必要な物
ペットボトル
1日以上汲み置きした水
ゾウリムシの餌
1日以上汲み置きした水
ゾウリムシの餌
これだけあればゾウリムシを繁殖させる事ができます。
では、詳しく説明します。
ペットボトル
必要な量のペットボトルを用意します。
できれば炭酸飲料のペットボトルは避けてお茶やミネラルウオーターのペットボトルを使いましょう。
炭酸用だと酸素の供給が少なくなります。
汲み置きした水
日の当たる所に1日以上置いた水道水を用意します。
飼育水を代用しても問題は無いみたいですが、今回は水道水を汲み置きして繁殖しています。
ゾウリムシの餌
ゾウリムシの餌として有名なのは米のとぎ汁、豆乳、エビオス錠、強力わかもとがありますね。
人気のエビオスとわかもとの違いは、価格とB12が入っているかの差のようですね。
この差が繁殖に影響するかは不明ですが、今回はわかもとを使用しています。
米のとぎ汁と豆乳は分量や保存が大変そうなので却下しました。
では実際に繁殖してみます。
繁殖準備開始!
まず、2リットルのペットボトルを用意しました。(欲張り過ぎ?)
次にゾウリムシの種水を少し入れます。
全体の2割くらいですかね、今回は袋に入ったゾウリムシが到着したので、この場合は一度別の四角い容器に移してからペットボトルに入れると簡単に出来ますよ。
次に1日汲み置きした水を7〜8割くらい入れます。
準備完了です。
あとは餌となるワカモトをいれます。
500mlペットで一錠入れるのが一般的ですので、2本は多めに4錠入れました。(どうなるかはわかりません)
もう一本は3錠入ってます。
2リットルなら2錠入れる人が多いみたいです。
ワカモトが溶けてきたら軽く振って中を攪拌させます。
最後にペットボトルのキャップを開けて保存するので、細菌が入り込まないようにアルミホイルを被せて完成です。キャップを閉める場合にはアルミホイルは必要ありません。
完成!
中は個体が小さすぎて上手く撮れませんでした。どうやって綺麗に撮るのかな?
全部同じだとつまらないので、一本は中身を変えてみました。これ以外とやってる人少ない気がする。
中身はコチラ!
そもそもゾウリムシは自分より小さなバクテリアを食べて増殖します。
という事はバクテリアの元を入れれば繁殖するんではないかと思い実験してみました。
この中には乳酸菌も入っているので、豆乳の代わり使えたらかなり保管の手間が減りますよね。
色も透明で無臭です。
使用量は4リットルでキャップ一杯なのでキャップ半分をペットボトルに入れておきました。
どうなるか楽しみです。
3日後
3日経ちました。
2日目に一回底に溜まった餌を攪拌させました。
わかもと
こちらは3錠
沈殿物も少なく丁度良さそうです。
上のモヤに見えるのがゾウリムシです。
拡大してみました。
結構いますね!
そしてわかもと4錠
結構増えてはいますが、沈殿物が多いです。
溶けた粉が消えずずっと舞っています。
やっぱり多すぎたかな?
水質の悪化が早そうだ(汗
すごいんです
んー?
増えてる?
むしろ減ってる気がする。
中で数匹動いているので生きている事はわかります。(これダメっぽいな)
この日わかもとを2錠入れておきました。
2日に一度攪拌させているのですが、わかもとは攪拌させると濁るので個体が確認しずらいですね(汗
個体を確認するなな攪拌させる前にする事をオススメします。
見えづらい時はスマホのライトをいろんな角度で当てると見えるポイントがありますよ。
気になる臭いですが、キャップを置いただけのままでも部屋は臭いませんでした。
ただし、蓋を開けてにおいを嗅ぐとくさいです。
この臭いがしてる間は生きている証なのでしょうがない。二度と自分から臭いを嗅ぎにいく事はないでしょう!
5日後
5日立ってふと見てみると驚く事がありました。
この時、タマミジンコを一緒に繁殖していたのですが、ミジンコはゾウリムシを食べると言う記事を見たので、試しに別の容器に少量のゾウリムシと少量のタマミジンコを一緒に入れてみたらゾウリムシがかなり増えちゃいました。
これだとタマミジンコが増える前にゾウリムシが増えて酸素不足になりそうな感じです。
逆に言えばわかもと無しでもこれだけ増えるのでほうれん草パウダーとメダカの稚魚用の餌でも増やせると言う事ですね。
臭いもほうれん草パウダーの抹茶のような匂いがするだけで、臭くありません。
日数から考えるとコレが1番増えてるような気がします!笑
これは良さそうだ!
ちなみにコレは2日しか経っていません。
本格的に調べるのは次回に持ち越しにします。
ではペットボトルはどうなったかですが。
わかもと4錠ボトル
中間くらいまでみっしり増えてます。
わかもと3錠ボトル
全体的に増えています。
少し増加が止まってきたかな?
使うには充分な量にはなっています。
ゾウリムシ以外と簡単なんですね!
7日後
1週間経ちました。
実験しているタマミジンコ容器の中はかなり増えました。
こちらは5日です。
全体的にかなりの量が増えてます。
臭いも無臭に近く、このままドボンしても水質に問題無さそうだし、もう次からはコレで行こうかな。
とりあえず今回はペットボトルに集中!
4錠ボトル
底の方までいっぱいに増えました。
この辺が増殖のピークな気がします。
3錠ボトル
大体同じくらい増えました。
4錠よりは少し少ない感じですね。
まとめ
メダカの生き餌ゾウリムシの繁殖は簡単でした。特に難しい事はありません!
ペットボトルならわかもとと汲み置き水があれば勝手に増えます。
わかもとの量で増殖のピークが変わるらしく、2リットルペットボトルなら4錠入れると1週間くらいて満タンになるみたい、時期や水温によって変わってくるとは思います。
臭いは増えるにつれて臭くなりますが、自分から嗅ぎに行かなければ気になりませんでした。
5日もあれば結構増えるので餌として使えますね。(稚魚の量にもよります)
それなりに大きいメダカも凄い勢いで食べていたので大きいメダカのおやつとしても期待できそうですね。
ただ今回失敗したのは作り過ぎた事です。
心配して大きい容器で分けて繁殖したのですが、こんなに簡単に増える予定ではなかったのでゾウリムシを持て余してしまいました。
始めて増やすなら500mlペットボトル数本でいい気がします。
上手く消費してまた増やしていきます。
今回は、新たな発見があったのが良かった、衣装ケースにほうれん草パウダーとメダカ稚魚用の餌で大量繁殖出来そうです。
すごいんですは残念でした。
ほうれん草は次回試してみます。
という事で、初めてのゾウリムシ繁殖でした。
結果は
[増え過ぎて困った]でした。
簡単なので是非チャレンジしてみてくださいね。稚魚の生存率アップに繋がりますよ。
ではまた(^^)
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