どうも!masashiです。

やはり太陽光が効いている感じがします。
冬場にメダカを購入した場合にそのまま育てる事は可能なのか実体験を元に書いてみました。
では参ります!
いきなりの引っ越し、メダカは耐えられる?
売られているメダカは水温の整った環境にいる場合が多いです。
飼う側からすれば欲しいと思ったら買ってしまいますよね!
元々管理された環境で育ったメダカを冬場に購入していきなり外に出しても飼育は可能なのか?
現に私がメダカを最初に買ったのは2月です。
今思えば無知だったと思う所ですが、初心者の方にそこまでの知識はあまり無いと思います。
では、冬場に引っ越しした場合はどうなるのでしょう。
購入した物はコレです!
- 発泡スチロール容器
- ソイル(底石)
- 中和剤
- 水草(アナカリス ミニホテイ)
- 水温計(浮かべるタイプ)
- バクテリア剤
まずは育てる環境を作る。
育てるにもまずは水槽を作らないと話になりません!
そこで私は発泡スチロールに目を付けました。
購入したのはコレです!
なぜ発泡スチロールなのか、メダカの外飼育にはこの素材がよく使われています。
理由としては、保温性が高く、水温の変化が急激に起こらないからです。
ただし、デメリットもあります。
水温が徐々に対応していくため、夏場は夜になっても水温があまり下がりません。
この時は冬なので発泡スチロールを選ぶ他ありませんでした。
この商品にはオーバーフローしないように穴が空いているので、雨などによる水かさの上昇による逃げ出しを防止してくれます。
中和剤で水を作る
水道水を使う場合にはカルキを抜く必要があります、なのですぐに水を作りたい場合は市販の中和剤を入れて水をつくります。
キャップが測りになっているので2リットルのペットボトルなどで、簡単に水を作る事ができます。
使う水をペットボトルに作って常備できるのでオススメです。
底砂を敷く
環境を整えるのに最も必要なのはバクテリアです。
バクテリアはすぐに増える訳ではありません!
最低でも一カ月以上はかかります。
なので、バクテリアの住みやす環境を作る事をオススメします。
メダカの底石としてよく使われるソイルと呼ばれる土を固めたものです。
土系の素材はバクテリアの巣になるので水槽内でバクテリアを繁殖させるならあった方が良いです。
水草の飼育の土としても使用出来ます。
使用出来る期間は1年ほどですので、使用量にもよりますが、それなりにコストはかかります。
コストを下げたいなら園芸用などでも売られている赤玉土がオススメです。
こちらも土を固めて出来ているので、コストは抑えられるが、年単位の交換が必要になります。(リサイクルする方法もあるみたいです)
これを底が見えなくなるくらい入れていきます。
入れたら、ソイルが舞い上がらないように優しく水を入れていきます。
水を入れると真っ黒になりますが、問題はありません。
水を入れたらアミでゴミを取り除いていきます。
見えにくいので、ライトなどで照らしてすくっていきます。
やはり濁りが凄い、初めは大丈夫なのか心配になるほど濁りますね。
水温計を浮かべる
急激な温度変化になったりもするので温度計があると水温がわかりやすいのであったほうが何かと役にたちます。
水草を追加
次に、水草を入れます。
今回はミニホテイとアナカリスを購入しました。
ミニホテイ
定番のホテイ草を改良したミニバージョンです。
ミニホテイはメダカの隠れ家や産卵床としても利用することができ、根から過剰な栄養素を吸い出してくれるので一緒に育てるとうまく共存してくれます。
夏場には日陰も作ってくれます。
注)根が伸び過ぎるとメダカが絡まって★になる可能性があるので伸び過ぎた根は半分より少し長いくらい残して切ってしまいましましょう。
アナカリス
メダカと言えばアナカリス ですよね。
一度は見た事があると思います、こちらもメダカの産卵床として使用出来る事と、ソイルにう埋めて底から酸素を供給する役目があります。
ただし、育成水温が広いので夏場になると爆発的に増えてしまう事があります。
なので増えすぎた場合は間引きして別に管理が必要になります。
また、細長い根が伸びてくるので気になったら、何本か残して切ってしまいましょう。
注)メダカの余分な栄養素は根から吸収するので何本かは残しておいたほうがいいです。
次期が次期なので、場所によっては枯れてしまう可能性もあります。
アナカリスは低温にも強いので、アナカリス のみでも大丈夫です。
バクテリアを追加
すごいんです バクテリア
立ち上げたばかりの水槽にはバクテリアがいないので、バクテリアを足してあげます。
正直な所、必要かはわかりません。
ただ、私は水槽を立ち上げたらとりあえずこれをいれています。
ただし、商品に書いてある素早く水を作るはあまり当てにしない方が良いかもしれません。
水槽内が整うまでに一カ月はかかると思っていた方が良いですよ。
パイロットフィッシュを投入
パイロットフィッシュとはパイロット=水槽の操縦をする事です。
新しく立ち上げた水槽の環境を整えてもらいます。
捉え方によっては残酷ですが、必ず必要な存在です。
一度に大量に入れるのではなく、2匹くらいを目安にして投入します。
水合わせ
いきなり入れるのではなく、買った時の袋の状態で1時間くらいそのまま水に浸けて、それから水槽に放ちます。
これで準備はOK!
そのまま1日放置
冬場の室内温度は地域によりますが、家庭菜園で言う所の温暖地域であれば2月の後半には外に出しても大丈夫でしょう。
心配な場合はパイロットフィッシュを入れる前に、1日外に置いて寒い朝方の温度を確認して見ましょう。
0度を下回る場合には外置きはしない方がいいです。
私の地域は2月後半の朝方の水温は5〜7度くらいでした。
外飼育の記録
大体失敗する時は、1週間くらいすると結果が出てくる事が多いです。このくらい経つといきなりメダカがバタバタと減っていく事があります。
なので、1週間の記録を残してみました。参考になれば幸いです。
1日室内に置いた次の日に外飼育に切り替えました。
1日目
気温が高く、天気が良い日を狙って外に出します。この時期の朝方は寒いので、朝日が当たる場所に置きました。この日の水温は20度にまで上昇していました。
メダカ達も元気に泳いでいます。
昼間の水温は15度、夜になると10度を下回る程水温が落ちていました。
さすがにメダカ達も活発に泳ぐ事はなくなり、底の方で水草に隠れてじっとしています。
この日は突然の雨、オーバーフローの穴が効いているみたいで溢れる事はなかった。
昼は上に上がってくるので餌も食べていました。スポイトと網で底のゴミを取り除き、中和した水道水を少し足しました。
3日目
やはり気温が低いせいかメダカ達は相変わらず底でジッとしています。
日が差し込んでくると動き回って餌も食べてます。
水温も10度を下回っている事が多い、温度変化に耐えられるか心配だ。
上から見た感じ病気にはなっていないみたいだ。
4日目
気温は相変わらずで、水温も低い。
この日は12度まで上昇した。
この日ふと思った事がありました、メダカは身を隠す所があったほうがいいのと、見える面は少ない方がいい?
餌を与えに行くと、ササっと水草の陰に隠れます。
まだ慣れてくれないみたいだ、メダカにとって隠れ家は重要そうです。
ウチには室内飼育のメダカもいます。
全面が外から見えるのですがこの環境より4面が隠れている発泡スチロールの方がストレスが少なそうだなと思った。
今日は底にある糞をスポイトで吸い出して、水を足しました。
5日目
いつもどおり、夜中から昼頃までは10度以下です。
10度を下回っている時は底にいて15度付近になると上に上がって来て餌を食べている。
この日は3分の1の水を水換えしました。
2月でも餌は食べているので、やはり底には糞が溜まっていた。
以外と水温の変化にはしっかりと対応しているみたいだ。
病気の症状も見られない。
うまくいっているのかな?
6日目
今日はいつもより気温が低い、それと夜から北風がかなり吹く予報でした。
そのため、夕方頃にメダカ達は一旦室内に退避させました。
室内でも10度を下回りそうな状態です。
極端に寒くなる日は室内に逃がしてあげた方が良さそうですね。
今の所メダカ達はいつもどおり元気です。
7日目

今日で1週間、鬼門の日を終えようとしています。
なんとか上手くいっています。
水温は相変わらずですが、室内の飼育より元気な気がします。
水温が上昇を見計らって餌をあげると食べに来ます。
この日も底の水を抜いて水換えしました。
やはり太陽光が効いている感じがします。
無事に1週間を乗り切りました。
*追記